耕地の標高は400〜600m、いちばん高い山は大滝根山で1,193m頂上に航空自衛隊のレーダーサイトがあります。
川内の歴史は古く、村内のいたるところから縄文土器の破片や石斧などが発見されていることから、遠く石器時代に先住民族が生活していたことが窺われます。
鎌倉時代の「かわうち」は一寒村にすぎず、源頼朝が奥州平泉の藤原氏を討ったのち、浜街道が岩城氏の所領となりました。
永享4年(1747年)以後、この地方は幕府直轄地となり、会津領から棚倉領へと領主は種々変遷。明治6年になると「川内」は磐前県第二大区第四小区に属し、俗に山楢葉と呼ばれるようになりました。
明治22年4月、町村制の実施により上川内村と下川内村は合併し、現在の「川内村」が誕生しています。
本村は、福島県双葉郡の中西部に位置し、東は富岡町・楢葉町、西は田村市滝根町、南はいわき市、そして北は田村市都路町・双葉郡大熊町に接しており、北から南には雄大な阿武隈高地の山々が連なっています。
村の平均標高は約456mと高く、そのため霜などの影響を受けやすい地勢です。葉タバコ、畜産・高原野菜などの複合経営型農業に適しております。
耕地はわずか5%と少ないが村の大部分を占める山林は、村の重要な森林業資源であるとともに豊かな自然環境を形成しています。
気候は北関東地方とほとんど変わりなく、年間を通じて比較的温暖な太平洋側型です。
太平洋側型の気候で、年間平均気温は10.9℃、平均湿度は65%、雨量は月平均128ミリです。
それぞれの駅のリンクに時刻表などの情報があります。