閉じる

行政情報

川内村村長より

ご挨拶

 

 川内村ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。

 また、日頃より本村行政運営にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

村長2

 昨年は、ロシアのウクライナ侵攻により国際情勢が大きく変わりました。このことは遠い国の出来事ではなく当村でも影響を受けている問題です。ガソリン価格の高騰や電気料金の値上げという事態に直面し、現在もその状況は継続しております。

 

 新型コロナウイルス感染症は昨年も猛威を振るい、村内にも感染の波が押し寄せてきました。基本的な予防対策やワクチン接種の効果もあり、ウィズコロナ社会での過ごし方、対処の仕方も求められてくると思います。

 

 ワイン事業は、大きく前進しました。昨年春にはシャルドネ等白ワインが、秋には.メルロー等赤ワインの販売が始まりました。私もテイスティングをしましたが、これまでの出来事が走馬灯のように思い出され、感激もひとしおでした。今後も地域に愛されるワイン、地域と共に歩むワイナリーとなることを目指していきたいと考えております。

 

 また、生食用ぶどうの栽培も盛んになってきています。昨年、生食用ぶどう品評会が行われ、高い評価をいただいております。

 

 昨年9月には、数十年来の悲願であった国道399号線十文字工区が開通しました。いわき方面への往来が容易になることで通勤や通学等でも選択肢が増えることが期待され、また、いわき方面からの交通量の増加は既に村内の賑わい施設等でも効果が出ているようです。現在、整備が進められている小野富岡線(吉間田滝根線)も開通すると、タテとヨコのラインが交わる川内村が交通の結節点となることを期待しております。

 

 今年の3月で震災・事故から12年が経過致します。これまで生活環境の回復やインフラ整備など様々な施策を実施してきた結果、約八割の方々が村内での生活を再開しておりますが若い世代の帰村は進んでおりません。

 

 そのため、関係・交流人口を拡大し、移住・定住人口を増やしていきたいと考えております。昨年12月、村のPR、情報発信として、全国紙に村の魅力が詰まった広告を出しました。広告を機に来ていただいた方々に、見て、食べて、感じてもらいたいと思っています。地域間競争が激しくなる中、働く場の創出と併せ住環境の整備に取り組み、移住先として選ばれるよう地域づくりを進めて参ります。

 

 今後、人口減少や少子高齢化が進んでいくことが予想されますが、そのような流れにあらがい、人・物・財そして資源を村内で循環させていけるような環境作りも必要と考えています。

 

 また、林業はこれからの成長分野であると考えております。営農再開は進んできておりますが林業の再開はこれからです。森林再生に必要な措置を進めていきたいと考えております。

 

 さらに、現在、社会のあらゆる領域でデジタル技術の活用が進んでおり、デジタル化の推進は社会の要請であり避けて通れないことと考えており、この分野についてもしっかり対応していきます。

 

 今後、人と人とのつながりを大切に、支え合う、安全で安心して暮らせるよう、村民一人ひとりが希望や生きがい、川内プライドを持ちながら、皆で思いやれるような、そして子供から高齢者まで誰ひとり取り残さない村を目指していきたいと思っています。

 

今を乗り越え、その先へ Go! Beyond!

〜いきいきと輝くことができる未来に向けて進んでいこう〜

 

令和5年1月1日 川内村長 遠藤雄幸


 

村民の皆さんへ(村民憲章)

わたくしたちは、雄大な阿武隈の自然に抱かれた、限りなく躍進する川内村民です。
わたくしたちは、この村を愛し、先人の遺業を受けつぎ、村民としての自覚と誇りをもち、力を合わせて明るい村をつくるため、この憲章を定めます。

一. きまりを守る明るい川内をつくりましょう。
一. 心を合わせ、楽しい川内をつくりましょう。
一. 自然を愛し、住みよい川内をつくりましょう。
一. 健康で、仕事に励む川内をつくりましょう。
一. 文化を高め、心豊かな川内をつくりましょう。

(昭和57年1月14日制定)

 



問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは総務課です。

〒979-1292 福島県双葉郡川内村大字上川内字早渡11-24

電話番号:0240-38-2111/0240-38-2112

問い合わせフォームはこちら