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議長あいさつ

議長

 

 日頃より議会運営に対し深い御理解とご協力を賜りますこと、皆様に感謝し厚く御礼を申し上げます。

 

 昨年は、依然として収束の気配が見えないコロナ禍が続き、国内では経済状況が疲弊し低迷、また、元総理大臣の安倍晋三氏が凶弾に倒れるなど痛ましい事件がありました。

 

一方、海外ではロシアが隣国ウクライナへの侵攻によって、平和に暮らす人々を脅かし、世界の経済、秩序が混乱しております。このようなことから、穀物や燃料の変動により、電気料や身近な物価が高騰し、私たちにも影響をおよぼし生活を圧迫しています。

 

 コロナウイルス感染症では、国内はもとより村内でも感染者が多発し皆様が不自由な生活を強いられたものと思います。

 

 国内では、ようやく感染症に対する飲み薬も承認されましたが、まだ医療機関への配布も十分ではありません。昨年末から感染症の「第8波」も予測されており、同時流行と懸念されるインフルエンザと併せ、予防接種、手洗い、消毒、換気やマスク着用などの基本的な予防対策を行い、皆様におかれましても、引き続き感染対策にご協力いただきますようお願い申し上げます。

 

 このような閉塞感の中、村内において、3年振りに開催された「かえるマラソン」では約1,000名を超えるランナーがエントリーし、久しぶりに村内を訪れた川内優輝選手や参加者の快走に多くの声援が寄せられていました。また「かわうち村まつり」では約1,800名が来場され皆様の笑顔溢れる姿が拝見されるなど、どちらも盛況のうち終えることができ、村の魅力を村内外に発信できたと感じております。また、成人式や夏季野球大会等も十分な感染対策を実施し通常どおり実施されましたこと、村当局に改めて感謝申し上げます。

 

 今年で震災と原発事故から12年が経過いたしますが、村民の皆様のお力添えによって村では着実に復興・創生事業を行うことが出来ております。心より感謝申し上げます。

 

 まだまだ多くの課題が残る中、村では関係機関と連携し多くの政策に取り組むことができました。昨年には、田ノ入工業団地に大橋機産株式会社の第2工場の建設が着工するなど、新たな進出企業に期待がかかるところであります。また、国道399号線の十文字トンネル開通を含めた道路改良により交通の利便性が図られ、川内、いわき間の速やかな往来による流通や観光をはじめとした様々な取り組みも併せて期待されるところです。

 

 議会としましても、川内村の復興に邁進していく所存です。

 

 今後も、村当局と一層の連携を図り、新たな村づくりに真摯に取り組み、本村発展のため村民多くのみなさんの声を反映すべく、議員一丸となり本村の発展に全力を尽くしてまいりますので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう引き続きお願い申し上げます

 

川内村議会議長 渡邉 一夫

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